ホーム > 補聴器の選び方

補聴器の選び方

補聴器は、難聴の方が音声を聞き取りを補うために使用するもので、音声を増幅する 医療機器です。
形や増幅方式に色々種類があり、それぞれに長所・短所があります。

補聴器の選びのポイント それは・・・「信頼できる相談員を見つけること」

補聴器は買えばすぐ使えるものではありません。難聴やきこえは一人ひとり異なり、
それぞれに合わせて適切に調整しなければ役に立ちません。
ご友人やご家族が使って良い機種があなたに合うとも限りません。
聴力の変化や慣れに従い調整を変えていく必要が出てくる事も多いので、
相談員とは長い付き合いになります。
信頼できる相談員を見つける事、これが今後補聴器を使っていく上で、
最も重要かもしれません。補聴器のビビットではスタッフ一同、
皆様に信頼頂ける相談員であることを心がけています。

ここが違う、補聴器選びの2つの要素

補聴器の種類と特長

補聴器は基本的には入ってきた音を増幅して大きくすることで、聴こえを補う医療機器です。
集音器などと違い医療機器ですので、大方の機種は耳を傷めないための大きな音の制限や聴力に合わせるための調整機能を持っています。そのため、同じ機種でも調整次第で全く別物になります。
機種は数え切れない程ありますが、大きく分けると機械の形として6種類、増幅の方式として2種類あります。初めてお使いになる時は形から考えられた方が選びやすいと思います。

耳穴型耳の穴に収まる補聴器です。型を取って作るオーダーメイドのものと、既製のものがあります。高出力タイプ以外では、小型軽量の物が製作可能です。
マイク分離耳穴型上記耳穴型と同じ構造ですが、マイクを分離して外部に出すことでさらに小型化が可能です。マイクを耳介の内部に配置することにより、耳介の集音効果を活用できます。
耳掛型耳の上に乗せるかたちで着ける補聴器です。一般的に補聴器というとこの形を想像される方が多いのではないでしょうか?眼鏡のつると同じような乗せ方をします。
超小型耳掛型着け方は耳掛型と同じですが、レシーバー(スピーカー部)を分離するなどして、超小型に作られています。
耳の中に入るチューブ、コードも極細の物を使いますので、傍からはほどんど見えません。
箱型ポケットラジオのような形をしています。イヤホンで聞くのでコードが邪魔になりますが本体が大きいため操作は一番しやすいです。
メガネ型眼鏡のつるの中に補聴器を入れ込んでいます。
骨導補聴器に多く使われます。

※形の違いは装用感・使用感に関わってきますので、いちばん着けやすい、使いやすいと思われるものをお選びになる方がいいと思います。ただし、聞こえの状態によっては適さない場合もありますので、専門の技能者と相談しながら考えることをお薦めします。

販売店でのご相談の流れ

補聴器のビビッドでのご相談の流れをご説明致します。
下記のご説明では「ご購入」から「アフターサービス」までの流れとなっていますが、もちろん必ず購入しなければならない訳ではありません。相談の途中で必要ないと感じられたらご購入を中止しても問題ありませんので、お気軽に相談してみてください。

カウンセリングどんなときに不便を感じるのか、どういう音が聞こえにくいのかなど、ご自身の現在の聞こえの状態をできるだけ詳しくお店の人にお伝え下さい。
また、補聴器に関する疑問や要望なども遠慮なく相談してみてください。
聴力測定現在の聴力を正確に調べるために、聞き取りのテストを行います。
音の聞こえの他に、ことばの聞き取り具合をテストすることもあります。
補聴器の機種選択カウンセリング内容や聴力測定の結果を踏まえた上でご自身の聴力や目的にあった最適な補聴器を選びます。
使うとしたらどんな補聴器が欲しいか、ご要望を伝えてご相談ください。
フィッティング・試聴実際に補聴器を付けて音を聴きながらお店のスタッフが、あなたの聴力の状態に合わせて、補聴器の音域や音質、出力など、きめ細やかな調整を行います。
効果測定・貸し出し補聴器を付けた状態での効果を測定します。
一定期間の貸し出しも可能ですので、実際の生活で音の聴こえをご確認下さい。
色々微調整してみても合わない等、ご納得頂けない場合は【3】補聴器の機種選択に戻り、再度ご検討頂きます。
購入気に入った補聴器が見付かったら、いよいよ購入です。最終的に音の微調整を行い、お持ち帰り頂きます。
オーダーメイド補聴器の場合はあなたの耳の形に合わせてお作りするので、製作にはおよそ1週間~2週間かかります。
完成後に再度ご確認頂き、お持ち帰り頂きます。
アフターサービス補聴器をご購入後も、いろいろな環境での聞こえを確かめながら、さらに調整を重ね、満足のいく補聴器に仕上げていきます。少しでも気になる事や不具合があったら、すぐにお店に相談しましょう。
オーダーメイドの補聴器で、形が合わない、着けてると痛い、などの場合、一定期間は作り直しが出来ますので早めに相談するようにしましょう。
このページのトップへ